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困っているお客様に私たちができること

恵比寿商会 株式会社
プロジェクトマネジャー
田中 正幸
私の出身は九州の地方都市です。大学で上京してそのまま大手不動産会社に就職しました。
その際に、お客様より「金額はいくらでも良いので、東北の実家の土地の売却はお願いできませんか?」との相談を受けた事がありました。ご両親もお亡くなりとなり、親戚も少なく、雪下ろしにも行けない放置状態の実家をどうにか手放したいとの依頼でした。首都圏中心の大手の不動産会社では到底扱えるものではなく当時は申し訳ない気持ちでお断りしたことを思い出します。
私も50歳を控え、両親の年齢や、両親の資産を考えた時に母方の祖父の山「私が小さい頃はみかんを栽培しておりました」の相続の問題を考えるに至りました。小さいころに何度か遊びに行った山ですが、境界も、どの程度の広さなのかも、わかりません。祖父が亡くなって、15年以上経ち、現状がどのようになっているのか、母もわかりません。祖父の当時の自宅もそのままで放置の状態です。この様な不動産が今後多数出てくる時代と痛感しました。
当時の大手で働いていた時に相談されたのと同じ状況となった訳です。その時に「不動産の有料引取サービス」を思いつきました。不動産もポイと捨てれる時代が来たのではないかと思うに至りました。今の少子化で所有者不明の不動産をなくすサービスに意義があると考え不動産引取サービスを行う事となりました。小さい頃に遊んだあの山や祖父の家を管理し、次の所有者に引き渡す事を目的としてこの事業を営んでいくつもりでおります。
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